債務整理事例集:550万円の借金を任意整理したBさんの例

お客様情報

会社員 Bさん 男性 39歳 家族構成 妻 子(小学生)1人
手取り収入 約 月35万円
ボーナス 年2回 約70万
家賃    月98,000円
自動車所有
保険解約返戻金 (生命保険 学資保険)約150万
ご相談時
借入総額 約550万円 債権者数 6社

債権者の内訳

A社 消費者金融 借入期間 約10年 借入額 100万円
B社 消費者金融 借入期間 約3年半 借入額 100万円
C社 消費者金融 借入期間 約2年 借入額 80万円
D社 銀行系 借入期間 約2年 借入額 150万円
E社 銀行系 借入期間 約2年 借入額 70万円
F社 自動車ローン 借入額 50万円

A社・・・取引履歴を利息制限法に基づき引き直しをしたところ、約80万円の過払いが発生していました。
B社・・・取引履歴を利息制限法に基づき引き直しをしたところ、約65万円の過払いが発生していました。
C社・・・取引履歴を利息制限法に基づき引き直しをしたところ、債務を金5万円まで圧縮出来ました。
D社・・・法定利息の為、債務は金150万円のまま
E社・・・法定利息の為、債務は金70万円のまま
F社・・・査定をしたところ車体価格は0円 債務は50万のまま
Bさんのケースでは過払い金が戻ることから、約550万円の借金を約130万円にまで圧縮出来ました。

解決手段検討(任意整理)

約130万円を36回(3年)で分割返済する場合

130万÷36回 月々の支払額は約36,100円

Bさんは月々50,000円までなら支払いに回せる資力があったこと、また保険の解約返戻金が150万円あったことから任意整理で解決が出来ました。

上記月々、約36,100円なら分割での支払いが可能です。
任意整理での解決が可能であるため自動車も手元に残すことが出来ました。

次に支払方法ですが、分割支払いか一括支払いかを検討し、Bさんの意思で保険を解約、そのお金で一括返済することとなりました。
なお一括支払いゆえ、約130万円をトータル20%以上の減額に成功しました。

※一括での返済の場合、粘り強く交渉する事によって、減額は可能です。
(ただし、一切減額に応じない債権者もおります。)
保険は解約となりましたが、Bさんは割安な生命保険に加入することができ、保険の問題もクリア出来たようです。

債務整理 Q&A

Q. 債務整理の依頼にあたりどうしても面談は必要でしょうか?

A. 債務整理や過払い金の取り戻しにおいて本人確認が必要になります。またご相談者からの聴き取り等、面談でないと無理だと考えます。併せてご相談者に納得のいく説明をさせて頂くためにも面談は必要になります。

Q. 過払い金の取り戻し額について

A. 過払い金の回収に妥協は致しません。過払い金元金及び利息も含め100%の回収を目指します。

総量規制

年収の3分の1を超える融資を原則禁止し、返済能力を超える過剰な貸付を行わないようにするのが新しい制限である「総量規制」です。

最近、ご相談にくる方の約8割の方が年収の3分の1を超えて借入がある状況です。
ほとんどの方が新たな借入や極度増額は出来ずに返済だけをしている状況と言えます。追加融資が受けられない以上、債務整理でなるべく支払い額を圧縮することをお勧めします。

急な出費等でどうしても生活にお困りの際

最寄りの区役所、市役所にご相談ください。
生活福祉資金、緊急援護資金等、必要最低限の借入が出来る場合があります。

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